クレイドル

 クレイドルは指の背の部分でボールを保持する技術です。
 ボディロール系の技を演じるのに基礎となります。

 クレイドルは、人差し指、中指の2本で支えるものと、 人差し指、中指、薬指の3本で支える2通りがあります。 重いクリスタルボールだと3本の方が安定しますが, アームロールやチェストロールをする際などは3本だと骨の峰を通るのに対して, 2本だと骨の間を通ることになるので,2本の方が発展性があります。 また,単純に2本の方が見た目がきれいということもありますので, 2本を練習することをおすすめします。

 保持するだけですが、意外と難しいです。安定させるための練習として、クレイドルの状態で手を振ってみたり、投げたり、そのまま歩いたりして下さい。 最初はボールの中心が第二関節の真上に来るくらいの位置がやりやすいです。 慣れてきたら、第一関節、指の付け根,手の甲等、色々なところで安定させられるようにしておくと、後々バタフライやその他のボディロールを綺麗にする練習になると思います。

 また,ボディロール全般に言えることですが, 最初はクリスタルボールで練習するよりステージボールで練習した方が, 感覚が掴みやすく,落とす恐怖がなく伸び伸びと動けるため,練習効率が良いと思います。
クレイドル1 クレイドル2
2本指保持 正面から 2本指保持 横から